昔から桜の樹木の下には何かが埋められている......と、推理小説の一行のように言われていますが、桜や柳、
松、楠、楓など多くの樹木は精霊が宿り、樹木も生きています。
そして、精気がみなぎり常に外部へ「気」を放っているのです。
桜が見事、満開に咲いている姿を見ると、誰も心地よくなり穏やかな心で素直に「美しい」と見惚れてしまうの
は、その桜の「気」が人の心の奥深くへ届いているからなのです。
この季節は「様々な物」のエネルギーが冬の間に蓄えたエネルギーを外に向けて放つ時なのです。
自然の産物は本当に賢く、気温や湿度、気圧、磁気に合わせ様々に形態を変えているのです。
人間も自然の一部と捉え、私達の「身体も心も」柔軟に変化して生きていかなければならないのです。
暫し、今年の春を楽しみましょう。
合掌。