とても大切な友人が2ヶ月前から四国に入り「通しお遍路」の最中です。
少し前に体調を崩した彼女の姿が脳裏に映り.....とても心配でした。
遠く離れた四国に居る彼女を「心の応援」だけしかできない状況です、いつもいつも彼女の体調を気にして彼女
が「通しお遍路を」満願成就することを祈っています。
早速、鎌倉の長谷寺へ出向き観音様の前でご挨拶させて頂きました。
初冬の鎌倉は紅葉を楽しみに来られた観光の方で溢れていました。
私を御呼ばれになられたのは観音堂のお隣にある阿弥陀堂内左手側にいらっしゃいます、梵字が光背を丸く包
むようにやわらかく書かれ、左手に水瓶をお持ちになられた「長谷式十一面観音立像様」でございました。
前に歩み寄るとスッーと暖かいお力を放ち私の身体をお包みになりました。
自然と脳裏に四国にいる友人を想い描くと.....
次のお寺へ向かう彼女の後姿が見えるようでした。そして、両の手を合わせてお祈りする彼女の姿も浮かびまし
た。体調が良くなったのでしょう、安堵しました。
観音様にお礼をいい帰宅しました、その夜のこと.....
彼女のブログを拝見すると、私が長谷寺でお祈りをしている同時刻あたりに四国に居る彼女も「観音様」の前で
お祈りしていたらしいのです。写真にはお遍路の姿で笑顔の彼女の後ろに左手に水瓶をお持ちになられた「長
谷式十一面観音立像様」がはっきりと写っていらっしゃいます。
心の想いが時空を飛び、繋がっていたことがとても嬉しく思いました。
本当にありがたいことです。
合掌
