太古の昔から人類の営みが始まり、「命」が受け継がれて現在に繋がっていると云うことは誰もが知っていることですが...
心とは...どのようになっているかは文明が広がるにつれ、研究のと対象になり多くの専門家と名の付く方々が日々研究されているのが現状です。
心は感情に支配され、その動きは常に流動的であり自分の心ですら、それを解明することはとても難しい...
感情の中でも「愛する」ことについては男女差が格別に異なるのではないでしょうか。
人は、幼き頃の恋愛で「愛する」ことを知ると、初めての心の動きに戸惑い、未知の感情を知り、自分自身が抑えられない心の動きに涙することさえ有るでしょう。
それが、年齢を積み重ねるうちに心の動きを捉える手段方法を学び、感情を制御させるシステムが出来上がるのです。
現代の若者に多く見られるのは...人と出逢い恋愛に発展すると、常に自分の心が揺れ動き、感情に支配され、相手の行いや発言に振り回されるのが嫌になり、その道程の先にある悲惨な結果を熟考し、自分自身が深く傷つくことを恐れて「恋愛」を拒否するようになってきているのも事実です。
ひと昔、いえふた昔くらい前の時代では「恋愛」経験を積むことで、人を愛する時に起りうる全ての感情(優しさ、大切さ、素晴らしさ、癒し、慈しみ、支配、嫉妬、疑惑、不安、怒り、憎しみ等...)のコントロールをマスター出来るようになり、一人の人間として成熟していくものでした。
現在はそういう経験をするの嫌(面倒)で敢えて「恋愛」から遠ざかることを望む傾向に有るのも事実です。これは、離婚経験のある人たちも同じ状況が有るのです。
以前の結婚生活で心はボロボロに傷つき....
結婚する時は幸せ一杯で婚姻届けも結婚式も楽に運ぶでしょうが....離婚時に発生する、相手と家族の様々な心の葛藤や対外的諸手続きに苦しみ、これに費やす膨大なエネルギー消費に離婚届けを出し終わる頃には二度と「恋愛」「結婚」などしたくもない...
二度と自分が傷つくことは嫌という状況になるのです。
現在、国を維持するために必要な出産率が下がり少子化の傾向になるのも分からなくは無いのです。
「恋愛」は人間の営みの基礎だと思います。
そして...「愛」は命で有り、「命」は宇宙で、「宇宙」は人間なのです。
この大切なことを、輝く未来のある多くの若い方々に伝えていかなくてはなりません。
USAのTVドラマSEX AND CITYの主人公キャリー・ブラッドショーが発する言葉「恋愛至上主義」は大好きな言葉の一つです。