幼稚園の頃からよく見ていた夢はヨーロッパに有る古城でした。
古城の回りは深い緑色の美しい森です。
その古城の一番上に有る石の廻り階段をどんどん登ってゆくのですが、一向に終わりが有りません。
すると、私の先を歩いている人の気配がするのです。
前を歩く人の黒い人影が見えます。
いくら追っても姿は見えず、影だけが早歩きで階段を登っていきます。
この場面は本当によく見ました。
何百回と見ています。夢の中でも「あっ、またこの場面だ」と気付いているのです。
不思議な感覚です。
そういえば、この頃は見なくなりましたね。
小学校低学年では、真っ青に晴れ上がった空に、物凄いスピードで美しい雲が流れていく上空が見えます。
そのまま視線を落とすと、学校の校庭に有るようなコンクリートで出来た大型の4段くらい有るスタンドが段々に有るのです。
そのスタンドに仏様がランダムに鎮座されて居るのです。
皆様、瞳を閉じて合掌されています。
間違いなく「大日如来様」でした。
大きなお姿もあれば小さなお姿もおられます。
間隔を開けてお座りになっています。
私は下から、スタンドにお座りになる幾重の大日如来様を見上げ、その青く抜けるよう空に美しい雲が流れる映像を微笑みながら見て楽しんでいたのです。多分、寝ながら笑っていると思います。
心の底から気持ち良く暖かく.......本当に心地良い時間が過ぎていくのです。
その夢を見た後は、身体が軽く感じて、素晴らしく清々しい目覚めが出来たのです。
この夢も本当に何百回と見ています。
実はこの状況を絵画にすることも出来るのです。
そのくらい鮮明に映像が残っています。
観音菩薩様にもお会いしました。
このお話はまた後日.........
本当に幸せなことです。
嬉しい限りです。