季節ごとに咲く様々な種類の花は、わたくしたちの心に優しさや喜び、癒しを持たらせてくれます。雨の雫で美しく輝く紫陽花...
この頃は、多くの国から入ってきた種類豊富な紫陽花が見受けられます。
どれも本当に愛らしく美しいです。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」は....
日本を代表する女流作家林芙美子氏(1903年~1951年)が色紙などに好んで書いた短詩。女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しい時が多かった自らの半生をうたったものと言われております。
現在、人生100年と言われる時代を迎えています。林芙美子氏が言われるように「花のように輝く時代」は確かに短いかもしれません。女性だけでなく誰でも日々暮らしていると目の前のことだけしか見えない時もあるのです。
ふと、気づいて振り返ると歳を重ねてきた自分が居るのです。
鏡を覗くとそこには中年を迎える女性の姿が映っているかもしれません。
今を生きることに一生懸命になっていると人生はあっという間に過ぎてしまいます。
わたくしも自分に置き換え、今までの人生を振り返ると...ああ、こんな風に生きてきたんだ、ここまで良く生きてこれたね...など若き自分を顧みて感無量に浸ることもあります。人間としてのひとつの個体も、体力の衰えや女性としての身体の変化も当たり前のように少しづつ変化が起きています。
わたくしの子供たちが生まれた頃の写真に写る母の姿に本当によく似てきています。
人生の半分、そう折り返し地点を過ぎたあたりにいま自分が居るのです。
わたくしはそのことが決して寂しかったり、悲しいこととは思いません。
誰でも同じに歳はとるのですもの当たり前のことです。むしろ自分の人生を誇らしく思っています。それは、悔いのない人生を送ってきていると胸を張って言えるからです。
若い時は人並みに多くの苦労もありました、ご縁を戴いている多くの方々にたくさん支えて戴きました、苦難を乗り越えることができ、今があるのです。
林芙美子氏はあのようなお言葉を残され、後に続く多くの女性に「転ばぬ先の杖」ならぬ「訓示」をお教えくださったのではないでしょうか。
まだ若き女性たちに「今の自分を大切にする」「誰でも年齢は加えられ身体と心の変化が起きる」という当たり前に大切なことを解りやすく伝えてゆこうと思います。
雨の雫で美しく輝く紫陽花に寄せて...
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