近年、子育ては「自分育て」という言葉が独り歩きしています。
その魔法のような言葉は新米ママさんには心優しい言葉に聞こえますが、これはとても危険なことなのです。
育てられている子供はとんでもなく大変です、なぜか分かりますか。
心が育っていない子供(母)が新しい命(子供)が生まれ、その子育てを利用して自分の心を育てる??? どういうことでしょうか...受け身の子供は大変な苦労ですね。
子育てでの諸問題でご相談にお越しの新米ママさんはとても多いです。
皆さん初めての妊娠・出産・育児で不安がいっぱいです。昔は大家族で住んでいたので両親・祖父母や曾祖母、兄弟姉妹の力を借りてみんなで理解しあって育てたのですが、現在は核家族化が進み、若いママさんは独り孤独に子育てをしていることも多いのです。まだ、地域の子育て支援センターなどに自分から出向かれるママさんは良いのですが、なかなか地域にも馴染めずに独り途方に暮れるのは本当に忍びないです。
本来、子育てはとても素晴らしいことです。
考えてみてください。愛する人と結ばれ命が芽生え、十か月も自分の身体の中で育み、命が生まれる....人間を造り上げるのです。自然界では普通の営みですが、素晴らしいと思いませんか。生れ落ちた命に在るのは「穢れの無い無垢な心」です。
その無垢な心にあなた(赤ちゃんのご両親)方が、これから始まるその子の長い人生、生きていく為に必要な全てを教えていくのです。人間の寿命は現在100年の時代です、その長い人生の子供時代はほんの僅かです。その中でも乳幼児の時代(小学校入学まで)はたったの6年間です、もっと少ないのは乳児の時代は約3年間です。
その最も貴重な3年間、自我が芽生え性格形成が行われる人間として一番重要な時期はたったの3年間です。自分の子供の「人生の最も大切な時期」を新米ママさんは是非、心豊かに自分の持っている愛情をたくさん注いで戴きたいのです。
注いだ愛情は子供の「無垢の心」に速やかに浸透し、隅々に染み渡ります。その愛はその子が今生から去るときまで必ず存在します。そう100年もの間存在します。愛は最も重要な栄養素なのです。
あなたの栄養素を十二分に溢れるほど自分の子供に注げるように、できれば子供を宿す前に「自分育て」をしておいてください。「自分育て」はとても楽しいものです、これは生きていくうえで最も大事な部分ですから次回ゆっくりとお話ししましょう。
<追記>
現在、若い方々は「夫婦で働かないと生活が苦しい」という事実を耳にします。
我が国の福利厚生を手厚くし、せめて女性が出産後の最も子育ての大切な期間3年間は誰もが安心して育児に専念できるような抜本的な改革をおこない、子育て支援の大幅な取り組みを希望したいものです。#preciousmadam #カウンセラー #カウンセリング #スピリチャル #子育て #夫婦 #癒し #悩み #愛