今朝の読売新聞朝刊の読者投稿蘭に「携帯に残る亡き母の声」と三鷹市の主婦の方からの文章が掲載されて
いました。
お父様の17回忌の法要の席でお母様が突然倒れられ.......そのまま天国に召されたと書いてありました。
その方の携帯電話にお元気だった頃のお母様のメールと声が残されていたそうです。
もう、二度と聞くことの出来ないお母様の声........彼女の悲しみが伝わり私は暫く、涙が溢れてしまいました。
そして、直ぐに姉夫婦と一緒に住んでいる母の携帯電話に電話を入れました。
ここのところ、仕事が忙しく母とゆっくり話す暇が有りませんでした。
その上、77歳の母が一生懸命打った簡単なメールも、携帯には仕事関係のメールが多く保存量を気にして、母
からの用件がわかれば削除していたのです。
久しぶりに母と一時間も話をしました。
母は、私の声を聞き喜び、忙しく動いている私の身体を心配してくれました。
一緒に暮らしていないので、この先あと何回、母と会えるのか.........そう思うと、とても寂しくなりました。
スタッフや知人、お友達には、「お父様、お母様のお顔を見に行って下さいね。毎月会いに行っても1年間で12
回、3年間で36回、しか会えないのですよ。」などと、なるべく実家に顔を出すよう声を掛けていたのに............
仕事の忙しさに追われ、自分の母親を後回しにしていたのです。
改めて、今朝の新聞の三鷹市の主婦の方に心から感謝を送りたいです。
「大切な親への愛」を忘れていることに気付かせて頂きました。
誰もこの世に生を受け、そして時を過ごし、命を全うして天国へ召されていくのです。
誰もが理解していることです。
誰でもいつかは別れが来ます。
その日が来るまで、自分自身が悔いの無いように親への愛と感謝を忘れずに...........
合掌