また 痛ましい事件が起きてしまいました、
中学生の少年が同級生の少年を刃物で刺して殺しました。
刺した少年は１４歳
殺された少年は１３歳...
生まれてたったの１３年と１４年しか経っていません、
その後の、ひとりの人生はもうありません、殺されてしまったのです。
彼はこれからも生きていきたい 自分が死ぬなんて全く考えていなかったのです。
その後の、ひとりの人生は....
殺人者になった１４歳の少年は このあとどのような人生があるかわかりますか、
命が終わる、人が死ぬと言うことを
現代を生きる この年代の子供たちはわかっているのでしょうか。
家庭教育の中で 命の尊さ 命の重さ を教えているのでしょうか。
今生に生を受けて１３年という年月の中で 自分の命 家族の命 友達の命...
この命の大切さ尊さ 命の重さを学んではいないのでしょうか。
自分が起こす浅はかな行動で
相手の家族 自分の家族 それぞれの人生が
どのようになってしまうかを 考えたでしょうか。
考えないからこんなことを起こしたのです。
この１４歳の少年は このあとどうのような人生が待っているか、
多くの１４歳の子供たちは知らないでしょう。
罪を犯した者は
どのような状態になり、どのような刑を受け、どのような罪を償うのか、
罪を犯した本人の家族は 両親、兄弟姉妹、祖父母、親族....
それぞれが、その命ある限り「人殺しの家族」がいる人間として人生を過ごしていくのです。一生、消えることのない罪がついて回るのです。
何か些細なことで争いになり 一時の湧きあがる感情で
友人の胸を刺し 殺してしまう...
その友人の大切な大切な 人生を一瞬にして 奪ってしまった。
「大切な命」や「後悔」ということを１４歳は学んでいるのでしょうか...
この子供だけではありません、
大人まで夢中で楽しんでいる「ゲーム」では人を殺しても痛くもありません、
ゲームによっては生き返ります、
残忍な暴力を相手に与えても 自分は全く痛くはありません、
死にません、ゲームですから。
現実はゲームでは無いのです。
１４歳の少年が胸を刺して殺したのは
家族に愛され、守られ、大切に育てられた１３歳の少年です。
人として生きていくには、命の大切さ尊さ、心の抑え方、人生の生き方、やってはいけない事、後悔、償い...
もっと、もっとたくさんのことを学ばないとならないのです。
合掌。
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